食すかき氷は年間1800杯!氷の女王原田麻子さんに聞いた

レトロな雰囲気×おいしいかき氷のお店3選

365日、主食はかき氷。一日平均4〜5杯はかき氷を食べ、最近はテレビでも話題の原田麻子さん。(原田さんをマネして食べすぎないでくださいね。)毎日いろんなかき氷を食べ歩いている原田さんに、レトロな雰囲気にあふれた都内のかき氷屋さんをご紹介いただきました。もちろん、雰囲気だけでなく、味もお墨付きですよ。

1杯目:たこ焼き屋さんと侮るなかれ。濃厚系シロップが驚きのおいしさ

神戸 みなと屋(笹塚)

まず原田さんに連れて行っていただいたのは・・・あれれ、看板に大きく「たこ焼き」の文字。 なんとこちら、関西の有名たこ焼き店で修行された店主が営む、たこ焼きと明石焼きのお店なんです。「氷」の旗がなければかき氷があることに気づかれなさそう・・・と思いきや、今やかき氷目当てのお客さんで夏場は行列必須の人気店!

さっそく原田さんにオススメのメニューを注文してもらいました。注文してから材料をミキサーにかけ、丁寧に作っていただいたのがこちら。

器からこぼれるほどたっぷりとかかった白いシロップ!その名も「おいも」。そう、さつまいものかき氷なんです。 ひと口いただくと、さつまいものナチュラルな甘さと氷が意外にも相性抜群。ごましおのアクセントも効いています。 原田さんいわく、こちらのお店のかき氷の特長は「重めのシロップ」なんだとか。さつまいもの他にも、かぼちゃ、アボカドなど、どろりと濃厚なシロップを用いたメニューが豊富なんです。

作っている途中の様子ものぞかせていただきました。薄く削られた氷がふわふわ、こんもり。

学生時代、学校帰りに通ったお店のような親近感のある雰囲気も魅力。 たこ焼き・明石焼きももちろん絶品なので、アッツアツのたこ焼きの後のデザートにかき氷、なんていう贅沢なリレーも楽しめますね。

神戸 みなと屋

東京都渋谷区笹塚2-41-20 岡田ビル 1F /
営業時間 11:00~21:00 (水曜定休)

2杯目:独創的なアイディアで組み合わせは無限大!

いちょうの木(北品川)

次に連れて行ってもらったのは、どこか懐かしい雰囲気の時計や雑貨が置かれた、こじんまりとしたお店。こだわりのコーヒーがいただける純喫茶のような見た目です。 が、しかし。メニューを開いてビックリ!

こちらのお店、通常のかき氷のメニューに加え、氷の下・真ん中・トップに入れるものを自由に組み合わせられる「組み合わせ氷」ができるのです。 いちご、メロン、宇治みつ等の「糖分」系シロップ、しろごま、パルメザンチーズ等の「粉類」、白玉など、約90種類からシロップやトッピングを選べ、可能性は無限大。

原田さんがオススメしてくれたのは、季節のフルーツをふんだんに使い、自家製のブルーチーズクリームとさっくりチーズをたくさん乗せた「チーズ」。

▲2017年4月取材時の季節のフルーツはいちごでした。

ひと口いただいてみると・・・。チーズのパリパリ食感と甘めのクリーム、全体に回しかけられたはちみつの組み合わせが絶妙。そういえば、チーズ系のピザにはちみつかけるとおいしいですもんね。 チーズとかき氷がこんなにマッチするなんて、新発見。

アルコールを使ったメニューも豊富で、こちらはラムレーズンと塩ライチクリームを使用した「ピニャコラーダ」。ブルーの部分は自家製のライチのゼリー寄せで、爽やかなおいしさ!美大卒の店主さんが作るかき氷は見た目もとっても美しいんです。

いろんな組み合わせを試してみたくて、ついつい通いつめてしまいそうなお店です。

いちょうの木

東京都品川区北品川1-28-14/TEL 090-8818-2835 /
営業時間11:30~17:00 木曜定休 ※臨時休業、来店に関する注意事項などはお店のブログを確認
http://s.ameblo.jp/ichounoki1979/

3杯目:素材へのこだわりはピカイチ。旬のフルーツをかき氷で味わう

氷屋ぴぃす(吉祥寺)

最後は、吉祥寺にあるこちらのかき氷専門店。格子戸をガラガラとあけるとカウンターのみのアットホームな雰囲気。かき氷が作られる様子を間近で楽しめるのも魅力です。

原田さんが注文したのは「ブラッドオレンジレアチーズ」。愛媛の宇和島産ブラッドオレンジをふんだんに使ったシロップに、上に乗ったブラッドオレンジのはちみつ漬けがキラキラ・・・!近づくと柑橘系の香りがふんわり漂ってくる、贅沢すぎる1杯です。 その時々で旬のフルーツや生花(!)を使ったメニューを出している「ぴぃす」さん。「柑橘系は皮がおいしいから」と、なるべく無農薬・化学肥料不使用のものを使用しているのだとか。

私たちが伺った日はちょうど期間限定の「すみれ」がスタートしたタイミング。 本物のすみれの花をゼリー寄せにしたものをトップにオン。

美しすぎてため息が出そう・・・。もはやアートの域です。ミルクとベリー系のソースに、すみれの香りの爽やかさが加わった逸品でした。

氷の削り方にも一工夫。重めのシロップをかける場合は氷がつぶれないように厚めに削るなど、かき氷をベストな状態で食べられるよう考え抜かれています。

「一年通してかき氷を出されているところは、季節感を大事にしたメニューが多いですよ」と原田さん。四季をかき氷で感じられるなんて、知らなかった!

氷屋ぴぃす

東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9 吉祥寺じぞうビル1F
営業時間 火〜金 13:00〜21:00【L.O.20:30】土日、祝日 12:00〜20:00【L.O.19:30】
月曜定休【月曜が祝日の時は営業。その場合翌日火曜が休みになります。】
※時間の変更等はツイッターでお知らせしておりますので、ご来店の際はツイッターをご確認の上お越し下さい。
https://twitter.com/kooriya_peace

今回原田さんにご紹介いただいた3つのお店。すべてに共通していたのは、かき氷へのすさまじいまでのこだわり。 出された瞬間は「こんなにたくさん、食べ切れるかな・・・」と思うのですが、ひと口目で「こんな味のかき氷初めて!」と感動。追いシロップがあったり途中で味が変化したりと、最後のひと口までおいしくいただける工夫がこらされているメニューばかりでした。 毎日かき氷店をはしごするという原田さんの気持ちと熱意もうなずけるほど、最近のかき氷って奥深い!

みなさんもぜひ、珠玉のかき氷を食べに出かけてみてくださいね。

※本記事に掲載した店舗のメニューは2017年4月12日現在のものです。また、各店舗やメニューに関する情報はお店に直接お問い合わせください。

原田麻子さん プロフィール

かき氷愛歴10年以上。OL 時代からかき氷の食べ歩きに勤しみ、2015 年 は1791 杯、 2016 年 は1533 杯のかき氷を完食。かき氷好きが高じて、昨年ついにかき氷専門店「氷舎 mamatoko」をオープン。そのほか「COBI COFFEE」(青山・新宿)、 「COFFEE VALLEY」(池袋)などでかき氷をプロデュース、かき氷関連イベントやメディアでも活躍している。

トップに戻る
一覧へ戻る